「世界の野球」学び国際理解 渡航制限下、宮大講座好評

オンライン形式で、海外の野球環境などを紹介している宮崎大公開講座「世界の野球事情」=宮崎市・同大学まちなかキャンパス

 新型コロナ禍で留学など海外渡航が大きな制約を受ける中、宮崎大が国際協力機構(JICA)などと連携して本年度から始めたオンライン公開講座「世界の野球事情」が好評だ。アジアやアフリカ、欧州などで野球を教えた元海外協力隊員や指導者らが体験を紹介する内容で、競技の魅力だけでなく各国の文化や教育を学ぶ機会にもなっている。関係者は「スポーツランドを掲げる本県から、スポーツ振興や国際理解の機運を高めたい」としている。

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