ポジション別オールスター最多スタメン出場選手 公式サイトが特集

メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は、1933年からの長い歴史を誇るオールスター・ゲームにおいて、各ポジションで最多のスタメン出場回数を誇る選手を紹介する特集記事を公開した。1つのポジションでのスタメン出場回数のみが選出基準となり、複数のポジションでのスタメン出場回数は合計しない。また、スタメン出場回数が並んだ場合は、トータルのオールスター・ゲーム選出回数の多いほうが選ばれている。

各ポジションの最多スタメン出場選手は以下の通り。なお、オールスター・ゲームは1959~62年に2試合ずつ行われており、各選手のスタメン出場回数と選出回数はそれを含めた数字となっている。

【捕手】イバン・ロドリゲス(スタメン12度・選出14度)
次点:ヨギ・ベラ(スタメン11度・選出18度)

【一塁手】スティーブ・ガービー(スタメン9度・選出10度)
次点:ジョニー・マイズ(スタメン8度・選出10度)

【二塁手】ライン・サンドバーグ(スタメン9度・選出10度)
次点:ロッド・カルー(スタメン8度・選出9度)

【三塁手】ブルックス・ロビンソン(スタメン11度・選出18度)
次点:ウェイド・ボッグス(スタメン11度・選出12度)

【遊撃手】カル・リプケンJr.(スタメン14度・選出19度)
次点:オジー・スミス(スタメン11度・選出15度)

【左翼手】テッド・ウィリアムス(スタメン12度・選出19度)
次点:バリー・ボンズ(スタメン11度・選出14度)

【中堅手】ウィリー・メイズ(スタメン18度・選出24度)
次点:ミッキー・マントル(スタメン12度・選出20度)

【右翼手】ハンク・アーロン(スタメン14度・選出25度)
次点:レジー・ジャクソン(スタメン9度・選出14度)

【指名打者】デービッド・オルティス(スタメン5度・選出10度)
次点:エドガー・マルティネス(スタメン4度・選出7度)

【先発投手】ドン・ドライスデール(スタメン5度・選出9度)
次点:レフティ・ゴメス(スタメン5度・選出7度)
次点:ロビン・ロバーツ(スタメン5度・選出7度)

通算10度以上スタメン出場しながらも上記から漏れたのは5選手。スタン・ミュージアル(スタメン14度・選出24度)はスタメン出場が左翼5、一塁4、中堅3、右翼2と分散しているため、ポジション別では次点にすら入れなかった。トニー・グウィン(スタメン10度・選出15度)もスタメン出場が外野3ポジションとDHに分散。アレックス・ロドリゲス(スタメン10度・選出14度)も遊撃4と三塁6に分かれてしまった。ジョニー・ベンチ(スタメン10度・選出14度)マイク・ピアッツァ(スタメン10度・選出12度)の両捕手はパッジとベラに惜しくも及ばなかった。

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