フジテレビの深夜枠「水曜NEXT！」では、2月9・16日に「成功者はあえて逆の道を行く」（深夜0：30、関東ローカル）を放送。多数派に流れやすい現代で、「あえて」「逆に」生きることで成功をつかんだ人々の生きざまを紹介し、そこから新たな生き方や人生哲学を学ぶ。スタジオには、深夜バラエティー番組にもかかわらず「あえて」豪華な出演者が登場。「あえて！ SNSはやらない」という天海祐希をはじめ、飯尾和樹（ずん）、田村淳（ロンドンブーツ1号2号）、金田哲（はんにゃ）が出演する。
9日の放送は、東京大学を卒業し、一流商社に就職したのに、あえてわずか5年ですべてを捨てて、命懸けで危険な国へ行く男性に密着。日本から離れたケニアで、男性は危険な道をどんどん進んでいく。殺人・強盗・レイプなど「危険のフルコース」が待っているという最恐都市で、一体どんな仕事をしているのか。スタジオのメンバーは密着VTRを見るほか、現在帰国している本人とリモート中継をつなぎ、次々と質問をしていく。
16日の放送は、勉強も苦手で自分に自信のなかったギャルが、一念発起し、あえて興味のなかったある老舗会社の女将になったというドキュメント。彼女は、ずっと捨てられていたあるものをあえて使ってしまおうと誕生させた新商品で、赤字続きだった会社を建て直したという。底抜けに明るいギャルが成し遂げたビッグな出来事に、スタジオの天海らも感動。Instagramを駆使する今どきのギャルながらも、実はあえてアナログな手法で、顧客とのコミュニケーションを取っていることなどが紹介されると、本人が感動して涙を流す場面も。
天海は「ご出演くださった皆さんがすべて魅力的な方でした。自分の心の真ん中にとても一生懸命で、“誰かのために”“何かのために”というのがまずあって、自分が成功するためだけにやっていないんですよね。“これをやらなきゃ”“やりたい”って、とても楽しんでいて、皆さんいい顔をされていました」と感心。
続けて、「“逆の道を行ったから成功した”というよりも“そこの道を真っすぐ頑張った”から、成功に向かっているよう気がしました。今、もやもやされている方とかに見ていただきたいですね。自分にもこんなことができるんじゃないか、という発見のきっかけになるのではないでしょうか」と語った。
飯尾は「27、8歳の頃の自分に見せたいですよ。そうすれば、メシを食える日がもっと早かったかもしれないです。すごいですよね！ 何でも“初代の方”っていうのは、こういう感じの人が多いんじゃないですかね。何よりもご本人が楽しそうでしたね」と自身の苦労時代を振り返りつつ、感想を述べた。
また、田村は「自分だとそんな考え方ないな、あえていばらの道を進んだりしないな、と思う人たちが出てきて、しかも成功していて。その成功体験の話を聞くことができたので、見ている人たちも、“自分だったら、あえて、どんなことするだろうか？”なんて考えるきっかけになる番組だと思います。新しい自分を発見する意味でも、ぜひ見ていただきたいです」とアピール。
そして、金田も「いろいろな世界に“あえて”行っていらっしゃる方を見て、“自分も行きたい”もあれば、“なかなかできないな”という大変な部分も学びもありました」と明かした。
VTRに登場する、あえて逆を行って成功した“あえて人”のドキュメントは見応えたっぷり。さらに、それを見たスタジオの4人から飛び出す質問は、独自の目線にあふれ、中継先の“あえて人”とのやりとりは必見だ。
