【動画】F1オーストラリアGPの舞台『アルバートパーク・サーキット』改修の様子を動画で紹介

 メルボルンのアルバートパーク・サーキットは、F1オーストラリアGPでのショーを改善するために、2019年のF1開催以来数々の変更を施してきた。その様子がYouTubeのF1オーストラリアGP公式チャンネルで公開されている。

 F1は、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックによる2年間の空白を経て、4月にオーストラリアへ戻る予定だ。2020年以降、アルバートパークでのオーストラリアGPは、国が新型コロナウイルス対策として国境管理を強化したため、結局2回中止になっている。

 改善点と改修の内容は以下のビデオで詳細に説明されている。オーストラリアGPコーポレーション(AGPC)代表のアンドリュー・ウェスタコットと、モータースポーツ担当ディレクターのマーク・スカイフが登場して変更について語っている。一部のコーナーはコース上でのショーを改善するために改修されて幅が広げられたが、アルバートパークの特徴的な連続コーナーはそのままだ。

 なお、アルバートパークの改修作業には施設の改修も含まれている。4月8日から10日のチケット売り上げが前例のない勢いを見せており、それに対応するために座席を追加するのだ。

 AGPCのマーケティング&エクスペリエンス担当ゼネラルマネージャーのアーサー・ギリオンは、「F1ハイネケン・オーストラリアGP 2022を前に、我々は信じられないほどの熱狂に驚かされている。今年のイベントは、メルボルンがこれまで目にしたなかでも最高のものになるだろう。アルバートパークにまた観客を迎え入れるのを待ちきれない思いだ」と語った。

「追加のグランドスタンドでは、より多くの観客がF1ハイネケン・オーストラリアGP 2022の感動的な雰囲気を味わえるようになるだけでなく、さらに速く激しい競争が繰り広げられる、新しくエキサイティングなアルバートパーク・グランプリサーキットの光景を目にすることができる」

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