株式会社赤羽(新潟市中央区)の破産手続開始が決定、負債総額は約1億3,000万円

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社赤羽(新潟市中央区、設立1950年、資本金1,000万円、赤羽麗子社長、従業員4人)は1月25日、新潟地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には松岡優子弁護士(あおい総合法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1億3,000万円。

昭和初期創業の老舗呉服業者。呉服、小物、宝飾品等の販売を手がけ、地元の一般顧客を対象に営業を展開し、1992年3月期は約4億5,000万円の売上高を計上していた。

しかし、顧客の呉服離れや個人消費の低迷などで、売上高は減少傾向を余儀なくされていた。また、採算的にも恵まれず、財務内容も脆弱な体質にあり、4年程前から事業を停止していたが、このたび破産による整理を選択し、今回の事態に至った。

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