カンナバーロはチェルシー加入間近だった⁉ 16年前の移籍劇を回顧「レアル行きを決める前に…」

 ファビオ・カンナバーロは、現役時代にチェルシー移籍が間近に迫っていたと明かした。

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 昨年9月に広州FC(前・広州恒大)を退任して以来フリーのカンナバーロは、ラファエル・ベニテスの後任を探していたエバートンと面談。最終的にフランク・ランパードが監督に就任したものの、将来はプレミアリーグでの指揮を望んでいる。そんな中カンナバーロは、現役時代チェルシーと契約が迫っていたと回顧。「ユベントスにいた2006年に、もう少しでサインする所だったんだ。友人から電話があって、チェルシーが興味を持っているのは知っていた。でも結局カペッロに誘われたのもあって、レアル行きを決めたよ」と伝えている。

 カンナバーロはイタリア代表で136キャップを誇りキャプテンを務めた2006FIFAドイツワールドカップでは優勝を達成し、同年にはDFでは数少ないバロンドール受賞を成し遂げる。カルチョ・スキャンダルによりユーベを離れることになったが、もしかしたらレアルではなく違うユニフォームを着ていたかも知れなかったようだ。

カンナバーロがチェルシー移籍間近だったと明かす Photo Michael Steele

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