2021年度予算案1200億円超 区が主導し臨時病床を開設へ(東京・墨田区)

東京・墨田区が1200億円を超える新年度予算案を発表しました。区が主導して病院の一般病棟を活用し、臨時の新型コロナ病床として開設する政策など、新たなコロナ対策を盛り込んでいます。

墨田区が発表した新年度予算案は、一般会計で2021年度より33億5000万円多い約1227億円です。新型コロナ関連では、急増する自宅療養者への支援を強化するため民間の医療機関が運営する「健康管理支援拠点」を設け、電話相談やオンライン診療、往診などを行っていきます。また、区が主導して同愛記念病院(墨田区)に医療従事者を派遣し、一般病棟の45床を臨時のコロナ病床として活用していきます。

3回目のワクチン接種については、墨田区役所など区内6カ所の施設で集団接種を行い、個別接種は約80カ所の医療機関で実施します。5~11歳の子どもの接種は2月15日から接種券を送り、3月1日から個別接種、12日から集団接種を始める方針です。

© TOKYO MX