4日は二十四節気の一つ立春。長崎県北松佐々町の佐々川沿いの遊歩道では菜の花が見ごろを迎え、黄色い花が帯のように続いている。早咲きと通常咲きの種が植えられ、4月下旬ごろまで楽しめそうだ。
遊歩道は本田原免から沖田免までの1.6キロ。菜の花は佐々川大橋より下流がほぼ満開。河津桜がピンクの花を数輪咲かせ、シロウオ漁をする町民もいて、春の足音が聞こえるようだ。
羽須和免の主婦、松田智惠子さん(75)は「景色がよく、ウオーキングをすると気持ちがいい。寒い日は続くけど、春が近くに来ていると感じる」と話した。
長崎地方気象台によると、向こう1週間の本県地方は冬型の気圧配置が強まるため寒気が流れ込んで雲が広がりやすく、雪や雨が降る日がある。最高、最低気温とも平年並みか低い日が多くなる見込み。
きょう立春 佐々川彩る「菜の花」の帯
- Published
- 2022/02/04 11:15 (JST)
- Updated
- 2022/02/05 11:25 (JST)
© 株式会社長崎新聞社