お湯でも水でも作れるサタケのマジックパスタ! 保存食・非常食にも◎なフリーズドライ食品

キャンプでの楽しみの1つといえば食事ですよね。本格的な料理を作るのも良いですが、たまには楽をしたいときもあるはず。そんなときにおすすめなのが、サタケのフリーズドライ食品『マジックパスタ』です。マジックパスタは、お湯を注ぐだけのお手軽調理なのに、本格的なパスタを味わえる食品。保存食・非常食としても優秀なため、持っていて損のない一品です!

3種類の味から選べるフリーズドライ食品! サタケ『マジックパスタ』の特徴を解説

マジックパスタは、精米機などの食品産業機械製造を手掛ける「サタケ」が販売しているフリーズドライ食品。作り方が簡単で、場所を選ばずすぐに食べられる優れものです。

キャンプにはもちろん、保存食・非常食としても役立つマジックパスタの特徴について、詳しく解説していきます!

マジックパスタの特徴【1】3種類の味から選べる

筆者撮影

サタケのマジックパスタは、カルボナーラ・ペペロンチーノ・きのこのパスタ(デミグラス風味)の3種類が発売されています。

筆者は3種類とも食べたので、簡単な感想をお伝えします!

  • カルボナーラ
    クリーミーなソースに、ベーコンの塩っけがマッチした万人受けする味わい。食べ応えが欲しい人は、ブロックのベーコンを追加するのがおすすめです!
  • ペペロンチーノ
    唐辛子の辛さが引き立っていて、かなり本格的なパスタに仕上がっています!筆者個人としては、3種類のなかで一番パスタとしての完成度が高いなと感じました。
  • きのこのパスタ(デミグラス風味)
    スタンダードなデミグラスソースの味で、お子さんでも食べやすい印象。ポテトやスープなどの付け合わせがあると、より楽しめます!

どれも本格的な味わいのパスタとなっているので、ぜひ3種類とも試してみてくださいね。

マジックパスタの特徴【2】お湯をそそいで3分の簡単調理

筆者撮影・編集

マジックパスタの作り方はとっても簡単。手順は以下の通りです。

  • 袋を開け、脱酸素剤とスプーンを取り出す。
  • お湯を沸かし、袋内部の注水線までそそぐ(150ml)。
  • 中のブロックソースが溶けるまでかき混ぜ、チャックを閉じて3分待つ。
  • 3分経ったらチャックを開け、再度混ぜたらできあがり!

マジックパスタは水でも作れることが特徴。ただし、水で作る場合は待ち時間が15分となるので注意が必要です。

また、水で作った場合も、食感・味ともにお湯で作った場合と変わりはありませんが、やはり温かいほうが美味しく感じました。

災害時やガスバーナーを忘れてしまった場合など、水で作らなければならないとき以外は、お湯で作ることをおすすめします。

また、マジックパスタと同じ作り方をする食材の代表例として、アルファ米がありますよね。

一般的なアルファ米の場合、お湯では15分、水では60分待つ必要があります。マジックパスタはアルファ米と比べて、かなり短時間で作れるのも嬉しいポイントです!

マジックパスタの特徴【3】電子レンジでも作れる

筆者撮影

マジックパスタは電子レンジでも作れます。電子レンジで作る場合の手順は、以下の通りです。

  • 袋を開け、脱酸素剤とスプーンを取り出す。
  • 底が深い耐熱皿にパスタとブロックソースを入れ、水を150mlそそぐ。
  • ブロックソースが溶けるまでかき混ぜ、ラップをかけずに600Wで3分間温める。
  • 温め終わったら、ラップをしたまま1分間蒸らして完成!

アウトドアで電子レンジを使うことはありませんが、職場や滞在先のホテルなど、場所を選ばずに作ることができます。

マジックパスタは軽くてコンパクトなので、仕事用のバッグに1つ忍ばせて置き、小腹が空いたときに食べるのもアリかもしれませんよ!

マジックパスタの特徴【4】日本災害食認定を取得

筆者撮影

マジックパスタの賞味期限は、常温保存で5年とかなり長期。

3種類とも、災害時に役立つ食品等を認定する規格である「日本災害食認証」を取得しているのも特徴です。

日本災害食認証では、製造設備や衛生管理体制はもちろん、食べ方や味などに関する基準も設けています。

要するに、マジックパスタはしっかりとした設備や衛生管理体制で作られており、食べ方や味にも第三者機関によるお墨付きのある製品というわけです。

前述した通り、少量の水をそそぐだけで作れるので、万が一のときの備えとしていくつか常備しておくのも良さそうですね!

▼非常食を日常的に活用し、常備する方法「ローリングストック」についてもチェック!

マジックパスタの特徴【5】注水線まで注ぐとスープパスタに近い仕上がり

筆者撮影

マジックパスタのパッケージの内側には、注水線が記載されています。

注水線までのお湯の量は150ml。注水線の通りに作るとパッケージの底にソースが溜まり、スープパスタに近い仕上がりとなります。スープパスタがお好きな人におすすめです。

ただ、注水線通りにお湯を注ぐとやや味が薄くなる印象。筆者としては、お湯を少なめ(130~140ml)で作るほうがしっかりした味になり、好みの味わいでした。

何度かマジックパスタを食べる機会があれば、自分好みの湯量を探してみてくださいね。

アウトドアシーンにピッタリのフリーズドライ食品! サタケ『マジックパスタ』のおすすめポイント

コンパクトで持ち運びやすいマジックパスタは、アウトドアシーンにピッタリです!ここからは、マジックパスタのおすすめポイントをご紹介します。

マジックパスタのおすすめポイント【1】軽くてコンパクト

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マジックパスタのおすすめポイント、1つ目は軽くてコンパクトな点です。

マジックパスタの重量は、すべて60g前後と超軽量。コンパクトなサイズなので、バッグのちょっとした隙間に入れることが可能です。

ツーリングでのキャンプや登山など、荷物を軽量化したい人には特におすすめですよ。

マジックパスタのおすすめポイント【2】スプーンが付いている

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マジックパスタのおすすめポイント、2つ目はスプーンがついていることです。

スプーンがついているため、わざわざカトラリーを用意する必要はありませんし、カトラリーを忘れてしまったというハプニングも起こりません。

ただし、付属のスプーンはやや短め。底に溜まったパスタは少しだけ取りづらいので、スムーズに食べたい人は長めのカトラリーを用意するのもアリですよ。

マジックパスタのおすすめポイント【3】安定性があるパッケージ

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マジックパスタのおすすめポイント、3つ目はパッケージに安定性があることです。

マジックパスタのパッケージは、底が広がる構造。この構造のおかげで、お湯を注ぐときなどに倒れることがなく、屋外でもスムーズに調理が可能です。

登山などのアウトドア向けに開発されたインスタント食品にはよくある構造ですね!マジックパスタはアウトドア向けとして開発された商品ではないものの、細かい点にまで使いやすさが追及されている優れものです。

サタケのフリーズドライ食品『マジックパスタ』の気になる点 寒い日には冷めてしまう

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マジックパスタに限った話ではありませんが、お湯を注いで作る食品は、寒い日には待っている間に冷めてしまう可能性があります。アツアツのパスタを期待していると、少し残念な気持ちになってしまいますよね。

寒い日にマジックパスタを食べようと考えている人には、モンベルの『フードコジー』がおすすめです。

フードコジーは、お湯をそそいで作る食品を保温しておける優秀なグッズ。

フードコジーにパッケージごと入れておけば、待っている間に冷めることがなく、食べている最中もアツアツの状態をキープしてくれます。

フードコジーは、モンベルのフリーズドライ食品の『リゾッタ』と同時に発売されたのですが、他社のアルファ米などを入れることも可能。

マジックパスタやリゾッタなど、お湯をそそいで作る食品を食べる機会が多い人には、かなりおすすめのグッズです!

▼モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』についてはこちらの記事をチェック!

サタケのフリーズドライ食品『マジックパスタ』の口コミ・評判

たまには簡単な食事も◎ サタケのフリーズドライ食品『マジックパスタ』で楽チンキャンプ飯を

筆者撮影

今回はサタケのフリーズドライ食品、『マジックパスタ』をご紹介しました。

マジックパスタは、手早く簡単に美味しいパスタを味わえます。お湯をそそぐだけで作れて、調理器具やカトラリーも必要ないので、キャンプや車中泊にもおすすめ!

次回のキャンプ飯や車中飯では「楽に美味しいものが食べたい!」と考えている人は、ぜひ試してみてくださいね。

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