ハンドリーがレンジャーズのGM特別補佐に マカーシーとマイナー契約

日本時間2月8日、レンジャーズは元捕手のニック・ハンドリー(38歳)がGM特別補佐に就任したことを発表した。ハンドリーは現役時代、パドレス、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツ、アスレチックスで合計12年間のメジャー生活を送り、レンジャーズのクリス・ヤングGMとはパドレス時代の2008~10年に同僚、2020年にもコミッショナー事務局で一緒に働いた経験がある。また、レンジャーズはジャイアンツからFAとなっていたジョー・マカーシー(27歳)とマイナー契約を結んだことも発表した。

ハンドリーは2005年ドラフト2巡目指名でパドレスに入団し、2008年にメジャーデビュー。なかなか完全な正捕手定着には至らなかったものの、毎年80試合前後の出場機会を確保し、自己最多の114試合に出場した2013年にはキャリアハイとなる13本塁打をマークした。2014年途中にオリオールズへトレードされ、ロッキーズに加入した2015年には103試合で打率.301、10本塁打、43打点、OPS.807の好成績をマーク。翌2016年は自己最多の48打点を叩き出した。

2017年からの2年間はジャイアンツでバスター・ポージーに次ぐ2番手捕手を務め、マイナー契約でアスレチックスに加入した2019年は開幕ロースター入りを果たしてマリナーズとの日本開幕戦にスタメン出場。同年6月8日のレンジャーズ戦がメジャーでの最終出場となった。メジャー12年間の通算成績は974試合に出場して766安打、打率.247、93本塁打、376打点、OPS.704となっている。

マカーシーは2015年ドラフト5巡目指名でレイズに入団した外野手兼一塁手。2019年途中にジャイアンツへトレードされ、2020年にメジャーデビューを果たしたが、4試合で10打数0安打5三振に終わった。昨季はメジャーでの出場機会がなく、AAA級で74試合に出場して打率.305、15本塁打、55打点、OPS.926をマーク。招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、2年ぶりのメジャー昇格を目指す。

© MLB Advanced Media, LP.