現役引退のアグエロ、心臓にチップを装着していると明かす「夜にはアイアンマンみたいに…」

 元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、心臓にチップが埋め込まれていると明かした。

33歳アグエロが涙の現役引退 不整脈でプレー続行困難と判断「やれることは全てやった」

 2021年夏にマンチェスター・シティからバルセロナに加入したアグエロは、昨年10月に行われたアラベス戦で胸の痛みと呼吸困難を訴えた病院に搬送される。不整脈と診断され3ヶ月治療に専念した後、今後のプレーは困難と判断し同年12月に現役引退を発表した。そんな中アグエロは自身のTwitchチャンネルで、胸を指差し「ここにチップが埋め込まれている」と治療の状況を伝えている。

「夜には色とりどりに光って、まるでアイアンマンみたいなんだ。チップを装着しないといけないなんて、クレイジーだね。心臓の鼓動が速くなったら、ドクターに通知が届くんだ。引退に関しては、会見の1週間から10日前にリタイヤしなければならないと告げられた。終わりと言われた時は、アブダビに行って気を紛らわせた。お別れの日の頃には落ち着いていたよ」。

「ラポルタと会見に出る時、階段から私が座る予定の椅子を見てうずくまって泣いてしまった。私にとって辛いことだったからそこに行きたくなかったんだ。泣いてる所を見せたくなかったし、ラポルタが“みんなに話せばいいんだ”と言ってくれたからリラックスできた。アラベス戦の時は、何でもないと思っていたけど、病院について狭い部屋に一人取り残され、周りにたくさんのモニターが設置されるのを見て、何かがおかしいと気づいたんだ。そして入院2日目には緊張し始めた。物事が上手くいっていないと感じていたからね」。

アグエロが心臓にチップが装着されていると明かす Photo Alex Caparro

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