【新型コロナ】横浜で6人死亡、3677人感染 11施設でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は8日、新たに男女6人の死亡と、10歳未満~90代の男女3677人の感染が確認された、と発表した。中等症1人、軽症3220人、無症状25人、431人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった6人のうち、旭区在住の70代女性は同居家族に感染が確認されたため、1月17日に市内の病院でPCR検査を行い、18日に感染を確認。19日に市内の別の病院に入院し、2月4日に死亡した。基礎疾患があり、ワクチン接種歴はなかった。

 同じく旭区在住の80代男性2人はともに市内の介護老人保健施設に入所しており、2日に集団検査を受けて3日に陽性が判明。7日に死亡した。基礎疾患とワクチン接種歴は不明。

 市内の高齢者施設に入所していた70代男性は1月29日に発熱し、市内のクリニックで検査して陽性が判明。30日に死亡した。基礎疾患があり、ワクチン接種歴は分かっていない。

 80代の女性も1月29日に発熱し、往診医による検査で感染を確認。2月6日に死亡した。基礎疾患があり、ワクチン接種歴はなかった。

 市内の特別養護老人ホームに入所していた90代の女性は1月24日に発熱。26日に市内の病院で検査して陽性と分かり、2月6日に死亡した。基礎疾患があり、ワクチンは2回接種していた。

 また、市内では高齢者施設4施設、障害者施設5施設、放課後等デイサービス、幼稚園の計11施設で新たなクラスター(感染者集団)が認定された。

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