宮崎県一般会計6415億円 5年連続前年度上回る

 宮崎県は10日、総額6415億円の2022年度一般会計当初予算案を公表した。総額は河野県政最大だった21年度から2.6%増となり、5年連続で前年度を上回った。新型コロナウイルス対策に継続して取り組むほか、脱炭素社会の実現を目指すゼロカーボン化やデジタルトランスフォーメーション(DX)など将来を見据えた民間投資も積極的に支援する。企業の収益増などで県税収入は9.8%増となり、過去最多の1048億円となった。17日開会の2月定例県議会に提案する。

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