北陸信越運輸局が新潟県、長野県、富山県、石川県の宿泊旅行統計調査(2021年11月分)を発表

月別の延べ宿泊者数

国土交通省北陸信越運輸局は10日、観光庁の宿泊旅行統計調査2021年11月分(第2次速報)が取りまとめられたことを受け、北陸信越運輸局管内(新潟県、長野県、富山県、石川県)の集計結果を取りまとめて公表した。

北陸信越運輸局の取りまとめによると、11月の管内4県合計の延べ宿泊者数は、268万人泊で、前年同月比4.2%減(コロナ禍前の前々年同月比だと15.9%減)。

県別では、新潟県が70万人泊で同1.2%増(前々年同月比15.8%減)、長野県が107万人泊で同4.8%減(前々年同月比9.8%減)、富山県が30万人泊で同13.5%減(前々年同月比10.4%減)、石川県が61万人泊で同15.0%減(前々年同月比26.9%減)だった。なお、全国は3,636万人泊で同2.1%減(前々年同月比26.8%減)。

同じく11月における管内の外国人延べ宿泊者数は、4県合計が5,000人泊で前年同月比70.4%減(前々年同月比97.8%減)となった。

県別では新潟県が1,000人泊で同43.5%減(前々年同月比95.9%減)、長野県が3,000人泊で同77.2%減(前々年同月比97.0%減)、富山県が1,000人泊で同36.2%減(前々年同月比97.5%減)、石川県が1,000人泊で同75.7%減(前々年同月比99.1%減)。なお、全国は34万人泊で同27.7%減(前々年同月比96.2%減)だった。

11月の管内の宿泊施設の客室稼働率は、4県合計が39.5%で前年同月比1.9ポイント増(前々年同月比6.5ポイント減)となった。

県別では、新潟県が42.6%で同4.4ポイント増(前々年同月比1.6ポイント減)、長野県が31.7%で同1.2ポイント増(前々年同月比5.1ポイント減)、富山県が49.6%で同9.7ポイント(前々年同月比6.1ポイント減)、石川県が50.9%で同5.1ポイント減(前々年同月比15.8ポイント減)。なお、全国は47.4%で同2.1ポイント増(前々年同月比18.2ポイント減)だった。

2021年1月から11月の管内の延べ宿泊者数については、4県合計が2,153万人泊で、前年同月比は8.4%減(前々年同月比44.9%減)となった。

県別では、新潟県が602万人泊で同6.1%減(前々年同月比40.7%減)、長野県が954万人泊で同8.1%減(前々年同月比43.5%減)、富山県が220万人泊で同7.8%増(前々年同月比38.0%減)、石川県が378万人泊で同19.1%減(前々年同月比55.6%減)。なお、全国は27,597万人泊で、同8.5%減(前々年同月比49.7%減)となった。

同期間の管内の外国人延べ宿泊者数については、管内4県合計が10万人泊で、前年同月比は90.1%減(前々年同月比96.8%減)。

新潟県が3万人泊で同89.5%減(前々年同月比93.6%減)、長野県が5万人泊で同90.6%減(前々年同月比96.6%減)、富山県が1万人泊で同76.7%減(前々年同月比96.6%減)、石川県が1万人泊で同93.0%減(前々年同月比98.6%減)であった。なお、全国は389万人泊で同80.3%減(前々年同月比96.3%減)。

同期間の管内の外国人比率(延べ宿泊者数に対する外国人延べ宿泊者数)については、管内4県合計が0.5%で、前年同期比は3.8ポイント減(前々年同月比7.4ポイント減)となった。

県別で見ると、新潟県が0.4%で同3.6ポイント減(前々年同月比3.7ポイント減)、長野県が0.5%で同4.4ポイント減(前々年同月比7.9ポイント減)、富山県が0.5%で同1.9ポイント減(前々年同月比9.1ポイント減)、石川県が0.3%で同3.7ポイント減(前々年同月比10.4ポイント減)だった。なお、全国は1.4%で同5.2ポイント減(前々年同月比18.0ポイント減)。

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