長崎県知事選に立候補。現職 中村法道氏(なかむら・ほうどう)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう長崎県知事選(2月3日告示、2月20日投開票)に、無所属で現職の中村法道氏(71)が立候補しました。

なお、山口県知事選には大石賢吾氏(39)、宮沢由彦氏(54)の無所属新人2名も立候補しています。

南島原市生まれ、長崎大学卒業。長崎県総務部長、長崎県副知事等を歴任し、2010年から長崎県知事を3期連続で務める

中村氏は1950年長崎県南島原市生まれ、長崎大学経済学部卒業。長崎県に入庁し、対馬支庁長、農林部長、総務部長、長崎県副知事を歴任しました。2010年の長崎県知事選で初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

中村氏が掲げる政策とは

中村氏はホームページにおいて以下の政策を公表しています。

①暮らしに安心を!

【新型コロナ感染症の拡大防止と社会経済活動の継続支援】

・医療・検査体制の整備と3回目ワクチン接種の促進

・各産業分野における事業継続と雇用環境の整備推進

②県民に元気を!

【若者や女性、高齢者等、誰もが活躍し、チャレンジできる環境づくり】

・仲間づくりやチャレンジを支援、若者・女性視点等の政策への反映

・起業・創業や転職、復職、学び直しの支援とキャリア形成の促進

・結婚から妊娠・出産、子育てまでの一貫した支援体制の充実

・待機児童ゼロの実現、健康長寿日本一プロジェクトの強化

【多様な人材を受入れ、協働するダイバーシティ社会の構築】

・外国人材の受入拡大と多文化共生社会づくりの促進

・多様な人材が活躍できるダイバーシティ経営の推進

・市町と連携したUIターン対策や関係人口拡大対策の強化

【地域や産業を支える人材づくり】

・デジタル人材の育成・確保等による地域や産業のDX加速化

・大学や企業等と連携した専門人材の育成やリカレント教育の充実

・高校や大学、企業等と連携した若者の早期離職防止対策の強化

・英語力の強化等、コミュニケーション能力の向上加速化

③産業に活力を!

【DXによる産業のスマート化推進】

・専門家の登用によるデシタル政策形成の加速化

・スマート産業センターの開設による県内産業のスマート化促進

【地域経済を支える基幹産業の創出促進】

・水資源確保と工業団地造成による半導体関連産業の誘致加速化

・航空機、海洋エネルギー、Al· IoT・ロボット関連産業の育成加速化

・オープンイノベーション拠点整備による長崎発スタートアップの拡大

・医療・情報・デジタルコンテンツ関連産業の誘致・集積

・脱炭素化の推進とグリーン成長産業の育成加速化

【観光・サービス産業の高度化と国際戦略の推進】

・富裕層誘致やデシタル技術活用による観光・サービス業の高度化

・国民文化祭を契機とした文化芸術・国際交流・まちづくりの促進

・県民一体となったおもてなし運動の推進

・アフターコロナを見据えた国際戦略の再構築

・IR誘致、空港24時間化、G7関係閣僚会合開催の実現

【スマート農林水産業の推進】

・スマート農林水産業技術の導入によるスマート産地の確立

・新たな輸出エリア開拓による農水産物の輸出拡大

・沖合養殖の導入等、新たな経営モデルの構築による養殖業振興

④地域に誇りを!

【100年に一度の変化を活かした魅力あるまちつくりの推進】

・エンターテイメント誘致、都市型スポーツ、eスポーツ等の推進

・まちの変化と連動した「長崎ブランド」向上施策の推進

・県民の利便性向上に資する行政のデシタル化推進

・デジタル技術の活用による地域課題解決の加速化

・遠隔医療、遠隔教育、高齢者見守り、介護環境の改善等の加速化

【持続可能で安全・安心なまちづくりの推進】

・地域運営組織の機能強化等による集落の維持・活性化の促進

・スマートアイランドの実現による新たな島暮らしの推進 ・安全・安心を支える道路や港湾、ダム等必要な社会基盤の整備促進

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