余った生クリームの活用術

余った生クリームの活用術

生クリーム、使ってますか?

生クリームといえばお菓子作りには欠かせない材料のひとつ。スーパーなどで200mlのパックを購入される方が多いと思います。 でも1パックすべてを使い切って出来上がり!ってレシピはあまりない気がします。少し余ってしまったりすることが意外に多いと思うんです。 賞味期限が短くて、味落ちも早い。“余ってしまった時に扱いにくい材料No.1”の称号を与えたくなってしまう生クリーム。 そんな扱いにくさからか、生クリームを使うお菓子ってちょっとハードルが高い気がします。 今回は生クリームに対するハードルを下げるための、余ってしまった生クリーム活用術をご紹介します!

デコレーションに使って余った生クリーム

まずはデコレーションした時に余った生クリーム。 これ、かなりタチが悪いです。砂糖が入っていますし、リキュール類が入っている事も。そしてしっかり泡立てて、絞り袋に入っていることが多い。 この絞り袋がまたまたタチが悪いです。絞り袋に入れたまま置いておくと、泡立てた生クリームがだれてきてドロドロになってしまい、冷蔵庫を汚すことにもなりかねません。 でも、この絞り袋の状態で余るのはよくある事。

そんな時は、バットを用意して絞りの練習をしちゃいましょう!

絞りの練習が終わって、それでポイっと捨ててしまっては勿体ない。バットのまま、すぐに冷凍庫へ。 冷やし固めたら、お茶の時間に登場してもらいます。コーヒーに凍ったままの生クリームを入れると、簡単にウィンナーコーヒーが楽しめるんですよ。

バットから外す時はパレットナイフを使うと剥がしやすいので、ぜひお試しください。

凍らせているのですぐに食べきる必要もなく、好きな時に必要な量だけ使えますし、絞りの練習もできていいことづくめ。

パックの中で余った生クリーム

次は生クリームがパックの中で余った時。 賞味期限が短い生クリームは冷蔵庫を開けるたびに、「あっ!使わないと!」って衝動に駆られます。 オムレツに入れたり、パスタで使ったり、日頃のお料理でなんとか使っていることが多い生クリーム。でも、高価なものですし、無理やり使うのはもったいない気がして、本当はお菓子作りに使いたいんです! そんな時はお菓子を作るための作り置きに生クリームを使うことにしています。 このアイデアはSNSで仲良くさせてもらっている友達からいただいたものなんですが、とっても便利で、これを知ってからは生クリームが余ったら絶対に作っています。 それは、キャラメルクリーム! キャラメルクリームにもいろいろな味や種類があると思いますが、自分が一番よく使うキャラメルクリームを作って置いておくのが便利です。日持ちもしますし、パンに塗ったりアイスにかけたりと使い方は様々。 私が作るキャラメルクリームの中からお気に入りのレシピをご紹介しますね。

塩キャラメルクリーム

材料

  • 生クリーム…50g
  • グラニュー糖…75g
  • 水…10g
  • ゲランドの塩…ひとつまみ

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ゲランドの塩(顆粒) 1kg

作り方

1. 鍋に生クリームを入れ、温めておく。

*温めておいた方が後の工程で均一に混ざりやすいのでここで沸騰直前まで温めておく。

2. 別の鍋にグラニュー糖と水を入れ火にかける。

3. 薄い茶色になってきたら火を止め、温めておいた生クリームを少しずつ入れる。

4. ゲランドの塩を入れて混ぜる。

5. 瓶などに入れて冷蔵保存。

この塩キャラメルクリームは、スプレッドとして使ってもおいしくておすすめです。

もっと、生クリームを使おう!

これで生クリームが余っても怖くない! 生クリームを使ったお菓子作りがもっと身近で楽しいものになるはずです。 もっと気軽に生クリームを使ってみませんか。 cottaコラムでは、他にも生クリームが余ったときにおすすめの使い方をご提案しています。 併せてお楽しみください。

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