長崎市 3回目ワクチン接種間隔 18歳以上、一律6カ月に

 長崎市は14日、新型コロナウイルスワクチンの2回目接種から6カ月が経過した全ての18歳以上が、3回目を打てるようにすると発表した。市は2、3回目の接種間隔(原則8カ月)を年齢などに応じて段階的に短縮してきたが、14日からは一律で6カ月とする。
 市は3回目の接種券について、昨年7月までに2回目を接種した65歳以上には既に発送。今後も2回目接種から6カ月を迎える人へ順次送る。一部は差し替えが間に合わず、8カ月間隔を前提とした3回目の接種可能日が記されているが、これに関係なく全員が2回目から6カ月後に打てる。
 また田上富久市長は14日の定例会見で、市内の新規感染者が減少傾向にあるとし、まん延防止等重点措置適用に伴い休館中の公共施設について「どういった施設を開けるか検討に入っている」と説明。同措置解除を待たず、感染リスクが低いと判断した施設から再開する考えを示した。


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