チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏は、ウクライナとロシアの緊迫化により多大な損失を被ったようだ。
アブラモビッチがポルトガルのパスポート取得 英ビザ発行に一歩前進
イギリス紙『サン』によると、ロシアとウクライナの間に緊張感が高まっている事で、アブラモビッチ氏が保有する鉄鋼グループ『エブラズ』の株が28.6%の大幅下落。１日で約6億5000万ポンド（約1014億円）も資産が減少したと報じている。投資プラットフォーム「AJベル」の金融アナリストであるダニー・ヒューソン氏は、投資家がロシア企業に制裁が下る事に戦々恐々していると指摘。「今週はヨーロッパとアジアの悪い雰囲気の中で始まった。投資家はロシアとウクライナの争いの目覚まし時計が鳴るのを恐れている」と伝えた。アブラモビッチ氏の急激な損失は、今後のチェルシーの補強にも影響を及ぼすかも知れない。
