新潟県内で、感染症発生動向調査に係る個人情報をふくむ書類を誤送付する事案が発生

新潟県保健環境科学研究所は16日、感染症発生動向調査に係る個人情報をふくむ検査成績書を誤送付する事案が発生したと発表した。

誤送付した書類は、医療機関宛ての検査成績書で、書類には患者の氏名や年齢、診断名、検査結果などの個人情報が記載されていた。

県保健環境科学研究所によると、1月28日に検査成績書を保健所を経由して各医療機関に送付。2月14日にある医療機関から「検査依頼を行っていない患者1人分の情報が記載されている」という連絡が保健所ににあった。保健所で確認したところ、 別の医療機関の患者情報であることが判明。その後15日に、保健所から個入情報の誤送付について研究所に連絡があった。

研究所では、両医療機関に謝罪し、正しい検査成績書を送付するとともに、誤って送付した検査成績書の破棄を依頼した。また再発防止策として、個入情報が含まれた書類の作成、送付においては複数人によるチェック体制を再度徹底し、再発防止に努めるという。

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