全国児童才能開発コン・作文部門 木村さん(長大付小3年)が文科大臣賞

文部科学大臣賞を受賞した木村さん=長崎大付属小

 第58回全国児童才能開発コンテスト(才能開発教育研究財団主催)の作文部門で、長崎大付属小3年の木村百花さん(10)が最高位の文部科学大臣賞(低学年の部)に輝いた。タイトルは「天国に行ってから」。昨夏、親子で昆虫標本作りの講習会に参加した日の出来事をつづった。
 コンテストは児童の豊かな感性や情操を育むことなどを目的に図画、作文、科学の3部門で全国から作品を募集。作文部門に9162点、図画部門に17161点、科学部門に142点の応募があり、文部科学大臣賞を含む六つの上位賞を計108人が受賞した。
 木村さんは応募時、福井大教育学部付属義務教育学校に在籍。8日、長崎大付属小の校長室で伝達式があり、木村さんは「驚いたけどうれしい」と大きな表彰状を手ににっこり。取材にキラキラ輝くモルフォチョウが大好きで長崎バイオパークはお気に入りの場所の一つだと話した。作文は、同コンテストホームページで読むことができる。
 長崎県関係では、図画部門で全国連合小学校長会会長賞に長崎市立西北小5年の福井日和さん、同財団理事長賞に長大付小5年の山下和華さん、長崎市立福田小6年の江頭秀成君がそれぞれ選ばれた。


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