長崎北陽台が8強 コザ(沖縄)に67-0で快勝 長崎北は佐賀工に惜敗 全九州高校新人ラグビー

【1回戦、長崎北陽台-コザ】前半10分、長崎北陽台のロック久保がディフェンスを突破してトライ=熊本県民総合運動公園

 ラグビーの第44回全九州高校新人大会第1日は19日、熊本市の熊本県民総合運動公園で1回戦(25分ハーフ)8試合が行われ、長崎1位の長崎北陽台はコザ(沖縄2位)に67-0で快勝して、順当に準々決勝に進んだ。長崎2位の長崎北は佐賀工(佐賀1位)に0-24で敗れた。長崎北陽台のほか、福岡1、2位の東福岡と修猷館、大分東明(大分1位)、高鍋(宮崎1位)などが8強入りした。
 各県新人大会上位2校の計16校が出場。コロナ禍の影響で短縮日程での開催で、昨年に続いて準決勝以降を取りやめ、準々決勝までと敗者戦2試合を無観客で実施する。全国選抜大会(3月24~31日・埼玉)の出場権は、4強入りした4校と敗者戦で勝った2校の計6校に与えられる。
 長崎北陽台-コザは、長崎北陽台がFWの前に出る力を生かして11トライ(6ゴール)の猛攻。前半3分、相手ゴール前PKからCTB中島が速攻を仕掛けて先制トライ(ゴール)を決めると、その後もロック久保、SH木村、WTB田中堅らが次々にインゴールに飛び込んだ。
 長崎北-佐賀工は、長崎北がディフェンスで健闘。フランカー北嶋、フッカー徳本、CTB永田らの果敢なタックルで粘ったが、佐賀工に前後半合わせて3トライ(3ゴール)を奪われた。
 第2日は20日、同運動公園で準々決勝4試合を実施。長崎北陽台は選抜切符を懸けて東福岡と対戦する。


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