ブラックバーンのチリ代表FWベン・ブレアトンは、母国から遥々ゲームを観にきたサポーターに粋な計らいを施した。
ヨバン・ケステルニッヒと4人の仲間は、ブレアトンのプレーを見るためチリから7414マイル(約1万2000km)かけてイギリスのヨークシャーまで旅をし、ブラックバーンとミルウォールの観戦に臨む。ところが、低気圧「ユーニス」の影響による激しい突風でキックオフ45分前に試合延期が決定。さらに、ブレアトンも直前のWBA戦で足首を負傷し、ミルウォール戦は欠場となっていた。
ブレアトンの欠場を知ったケステルニッヒは、Twitterで「ノー。彼がミルウォールと対戦するのを見るためチリからイギリスまで来たけど…。彼がプレーするの観たかっただけなんだ。ケガから回復するのを願っているよ」と投稿した。するとブラックバーンからサプライズが。ケステルニッヒのツイートに、「ベンが出れなくてごめんね。プレーが見れないのは残念だけど、ベン自身からメッセージがあるよ」とブレアトンのビデオメッセージを添えて返信。さらに試合当日には、ブレアトンが松葉杖をついてケステルニッヒに会いに行き、仲間と共に記念写真を撮ったようだ。