長崎県警は21日、春の定期人事異動を内示した。警視正ポストでは長崎署長に井手孝志生活安全部長を充て、後任に川口利也首席監察官を登用。佐世保署長に荒木秀交通部長、後任に植木保佐世保署長が就く。異動者総数は1301人（前年比40人増）。発令は一部を除き3月28日。
警備部長には池園直隆地域部長、首席監察官には平戸雄一警務部首席参事官兼警務課長を、いずれも警視正昇任含みで起用する。
警視のうち地域部長に鷺池満治警務部首席参事官、警察学校長に松岡隆浦上署長を任用。警務部首席参事官には警務課長兼務で川本浩二公安課長、杉本正彦諫早署長が就く。
主な本部所属長には地域課長に黒﨑誠雲仙署長、公安課長に船場幸夫早岐署長、刑事総務課長に宮﨑和久捜査1課長、後任に松本武敏広報相談課長、捜査2課長に中道宣信松浦署長らが回る。
署長のうち浦上署長に田川佳幸交通指導課長、諫早署長に塩崎裕三地域課長、大村署長に遠藤雅敏警備課長、時津署長に林田克盛サイバー犯罪対策課長、大浦署長に江口正広鑑識課長らを充てる。
女性で初めて相川友理子諫早署生活安全課長が警視に昇任し、生活安全企画課調査官に就く。
退職予定者は杉町孝警備部長、北村秀明長崎署長ら。
組織改編では、悪質な交通事故などに対処する「交通捜査室」を交通指導課に新設。2025年に本県で開催予定の国民文化祭に向け「警衛連絡室」を警備課に設ける。
