大和市副市長を昨年4月に辞職した金子勝氏(64)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと証言したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は22日、被害に関する実名証言の募集を開始した。調査委が実施した無記名の管理職アンケート結果を裏付け、事実認定に生かすことが目的。
対象は大木市長、井上昇副市長(71)、小山洋市副市長(62)からパワハラ被害を直接受けたり、見聞きしたりした退職者を含めた市職員。氏名と証言内容、連絡先を任意の用紙に記載して議会事務局に郵送か持参する。
期間は1次募集が3月末。4月1日以降に2次募集を予定している。3月7日に大木市長らの聴取を予定しており、間に合えば質疑にも反映する。