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長崎県内の代表的なフルーツトマト4ブランドの県民認知度を上げようと、おいしさを引き出す新レシピを紹介する試食会(県主催)が22日、長崎市尾上町の県庁内食堂シェ・デジマで開かれた。
長崎市の「高島トマト」、西海市の「大島トマト」、南島原市の「大雲仙トマト」、東彼川棚町の「小串トマト」。いずれも糖度が高く甘いフルーツトマトと呼ばれる。それぞれの特長を生かし、野菜ソムリエ3人が詰め物、スープ、カナッペ、マリネの4レシピを考案。同食堂のシェフが調理して報道関係者に披露した。
「大雲仙トマトのファルシ(詰め物)」を考案した甲斐暁子さん(50)は、「皮がしっかりしていて崩れないので、詰め物向き。少しだけ加熱することによって甘みが引き出せる」と解説。「大島トマトのカナッペ2種」を考案した田中良子(りょうこ)さん(63)は「豊潤で濃厚な生のおいしさを生かし、ドライフルーツやちりめんじゃこをのせていろいろ楽しめるようにした」と話していた。
レシピメモは2千部ずつ計8千部製作。これらのトマトを取り扱う量販店の売り場で配布している。