新知事の支援を自民県議団確認 県政与党として結束して支えていく

 自民党県議団の議員総会(会長・外間雅広議員、30人)が24日開かれ、知事選で初当選した大石賢吾氏(39)を県政与党として結束して支えていくことを確認した。
 自民県議は12月下旬、県議会で分裂していた二つの会派「自民・県民会議」と「自民」を解散し、大半が新会派に合流した。だが、知事選では自民県連が大石氏を推薦した一方、旧「自民・県民会議」の14人が反発して現職支援に回り、分裂選挙となっていた。
 議員総会後、県連副会長で新会派長の八江利春議員は記者団に対し「一日も早くゴタゴタを解消し、党として一致団結してやっていこうとお願いし、了承された」と述べた。
 会派合流時には、知事選における「県連決定への造反行動には厳正に対処する」と確認していたが、県連幹事長の山本啓介議員は「議会の環境(を整えることが)が優先」とし、処分しない方針を示唆した。


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