「1票、重く感じている」 長崎県知事選、大石氏に当選証書

知事選の当選証書を受け取る大石氏=県庁

 知事選で初当選した大石賢吾氏(39)への当選証書付与式が24日、県庁であった。大石氏は「1票1票の皆さまの意志を大変重く感じている。長崎県の未来のため、全力を尽くしていく」と抱負を述べた。
 証書を手渡した葺本昭晴県選管委員長は「県民の期待は非常に大きい。強力なリーダーシップの下、県民の先頭に立ち、山積する諸課題への取り組みをお願いする」と激励。上田裕司副知事が中村法道知事の祝辞を代読し、「課題解決に向け、本県のリーダーとして尽力し、長崎県の発展を目指していただきたい」とエールを送った。
 式後、記者団に3月6日が期限の新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の扱いを問われた大石氏は「感染状況を踏まえた上で皆さまに過度な負担のない判断をしていきたい」と話した。2日に初登庁する。

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