2020年に開業50周年を迎えた、JR大船駅と江の島を結ぶ「湘南モノレール」。
8駅6.6kmの空中散歩は、晴れた日は車窓から富士山が見え、鎌倉市民や観光客に長年愛されてきました。
そして湘南モノレール湘南深沢駅から鳩スタまでは、徒歩10歩!ご近所さんとしても、鎌倉インテルと深い繋がりがあります。
湘南モノレールの尾渡英生 社長に、鎌倉インテルの魅力や出会いについて語っていただきました!
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鎌倉インテルとの出会いは、栄和堂の和田さん
ひとみ編集長本日はよろしくお願い致します!早速なんですが、鎌倉インテルとの出会いを教えてください。
尾渡社長鎌倉インテルとの出会いは、栄和堂の和田さんがきっかけです。
鳩スタの敷地のすぐそばにあった栄和堂さん。そのすぐ近くに、湘南モノレールの本社もあります。栄和堂さんはもう無くなってしまいましたが、親子でカフェをやられていて、そこに私も時々顔を出していていたんです。
ある日、和田さんに鎌倉インテルというサッカークラブの話を聞き、その代表者である四方さんに会って欲しいと言われました。それからまもなく、四方さんが会社に来てくれて、そこからのご縁です。四方さんの第一印象は、背の高いかっこいい人。好感の持てる好青年でした。
鳩スタから本社も住まいもすぐそばで、ご近所付き合いのようになっています。
ひとみ編集長栄和堂の和田さんがきっかけなのですね!湘南モノレールでは、どのような形で鎌倉インテルを支援しているのですか?
尾渡社長ごく自然な形で知り合いました。
鳩スタができる前の段階で知り合ってまして、スタジアムを作ると言っていた頃のクラウドファンディングの車内広告や駅広告で協力したり、湘南モノレールで鳩スタの宣伝広告をしたり。大船駅には鎌倉インテルのユニフォームの展示をしてPRをしたり。
あと個人的にクラファンに参加して、スタジアム芝生1平米オーナーにもなりました!
自分の街で生まれた鎌倉インテルを応援したい
ひとみ編集長1平米オーナー、私もなりました!
でもなぜ鎌倉インテルを応援しようと思ったのですか?
尾渡社長自分たちの街で生まれた鎌倉インテルですから、何か協力したくて。
鎌倉インテルの四方さんや鳩スタの運営団体のリーダーである堀米さんは、鳩スタの土地が期間限定で、”3年”という期限がある中で、ある意味無茶な冒険をしようとしている。でもそれをいかにやっていくか。彼らがチャレンジする想いを聞いて、これは応援しない手はないと思いました。
私自身も昔ラグビーをやっていて、グラウンドではいつも隣にサッカー部がいました。友達もサッカーをやっている人が多かったので、思い入れもありました。
あと、鎌倉はお子さんがおもいっきり走ったりして遊ぶ場所も多くない。彼らがスポーツを普及していくのは、地域にとってもいいことだと思っています。それに、そもそも練習するところがないと、チームは強くならないですから。
鳩スタで賑わいを取り戻した深沢
ひとみ編集長鎌倉にスタジアムができることは、市民にとっても大きな意味がありますよね。実際に鳩スタができてどうですか?
尾渡社長明るく賑やかになったと思います!
しばらくの間、大きな土地が空いたままで、深沢って寂しい街だったので。昔はJRの工場があって賑やかだったけど、そこが無くなってからは、商店街の売り上げもがくんと落ちてシャッター街みたいになってしまっていました。
でも、鳩スタができて選手やこどもたち、その親御さんやサポーターたちがやってきて、元気になりました。
特に12月からは木下大サーカスも始まって。オミクロン株が始まって回数を減らしてやっているようですが、湘南モノレールとのセット券を作ったり。鳩スタとサーカスのおかげで街が賑やかになりました。
鳩スタのオープニングセレモニーは、大きな思い出に
ひとみ編集長尾渡社長は、鳩スタでの思い出はありますか?
尾渡社長思い出というより、毎日通勤で真横を歩いていますから生活の一部ですね。通勤途中にスタジアムに立ち寄って、見学することもあります。
あと印象的だったのは、鳩スタのオープニングセレモニー!待ちに待っていましたから、これは大きな思い出です。
また、湘南モノレールの車両に鳩スタのロゴマークをつけた「鳩スタ号」を走らせました。その出発式のイベントをやったのですが、自分の家から湘南モノレールに乗って大船に行って、堀米さんたちと大船駅で式典を行いました。
そのあと湘南深沢駅まで行って、ホームの上から鳩スタでアメフトやサッカーの選手たちが練習をしているのを見たとき、「本当にオープンしたんだなぁ」という実感が湧いてきました。
鳩スタの魅力は、彼らの挑戦
ひとみ編集長鳩スタや鎌倉インテルが立ち上がる前から関わっていると、感慨深いものがありますね。尾渡社長にとって、彼らの魅力はどこですか?
尾渡社長鳩スタの魅力は、「彼らの挑戦」だと思っています。無謀に見える挑戦をやってのける、言わばチャレンジャーです。
ただ彼らはビジネスマンだからしっかり事業計画を立て、大きなハードルを自分たちの知恵で乗り越えようとしている。そこに共感して人が集まる。企業経営と一緒だと思います。
そういうところに魅力を感じています。是非成功してほしいので、できる限り応援したいと思っています。
ひとみ編集長尾渡社長にとって、鳩スタはどんな存在ですか?
尾渡社長いくつかの切り口で見たときに、自分の街にスタジアムという新たに人が集う場所ができてよかったというのがまずひとつ。
そして運営している彼らのチャレンジャーとしての姿勢がすごいと思っています。起業家もやり方を参考にした方がいいと思うくらいの頑張りをしています。
あとは深沢の将来を考えたときに、彼らがやってくれたことは深沢の未来に一石を投じています。深沢に人が集まる様子を彼らが見せてくれている。今後、深沢に発展型で新たなスタジアムなどができたときに、このサンプルをいかに鎌倉市などが活かせるか。
持続可能な社会へと言われているけど、持続可能なことをしっかりとやっていくのは大変なことです。そのモデルとして鳩スタや鎌倉インテルがなればと思います。
1年365日、みんなの笑顔がある場所に
ひとみ編集長鳩スタに今後何を期待しますか?
尾渡社長1年365日、朝から晩まで。とにかくずっと人で賑わう、みんなの笑顔がある場所にして欲しいです。
子供から高齢者まで、ゲームしたり、鬼ごっこしたり、ゲートボールしたり。皆さんが集う場所となり、コミュニティができ、そして集まる人は健康で。ピンピンコロリじゃないですけど、お年寄りも健康で楽しく過ごして欲しい。
あとは、2024年3月までという土地の時間的制約があるので、その後に海外のようなスタジアムと商業施設が一体化した施設ができて、もっといい形で集う場所ができたらいいなと思います。
そこが鎌倉インテルの本拠地になって、Jリーグに昇格したり…夢ですね!
ひとみ編集長最後に、見ている方に何かメッセージがあればお願いします!
尾渡社長鎌倉インテルと鳩スタを多くの方々に応援して頂きたいです!
その応援の形がクラウドファンディングという形だったり、実際に鳩スタを利用して楽しいことを仲間でやったり、鎌倉インテルの試合を応援することだったり、いろんな形があると思うんですけど。
今までと全く違う形でサッカーチームを作り、スタジアムを自分たちで用意していく。ただそれも自分たちのためだけじゃなくて、みんなが使えるものを作っていく。この取り組み自体が、過去に例がないことだと思います。
そこに挑戦している素晴らしい人たちですので、ぜひ皆さんにも応援していただきたいと思います!
ひとみ編集長本当に素晴らしいですね!本日はありがとうございました。### 編集後記
ご近所付き合いから、鎌倉インテルの四方さんと出会った尾渡社長。
尾渡社長もまた鎌倉インテルの「挑戦」に惹かれ、一番近くで鳩スタの発展を見てきた人物の一人です。
50年続く湘南モノレールと新進気鋭の鎌倉インテル。
この強力タッグが鎌倉の街を盛り上げてくれるはず。鎌倉の未来を想像するとワクワクしますね!
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