3月18日開業「長崎街道かもめ市場」公開 商業施設で長崎初の「横丁」

商業施設として長崎初となる本格横丁「かもめ横丁」=長崎市、長崎街道かもめ市場

 長崎市尾上町のJR長崎駅高架下に3月18日開業する商業施設「長崎街道かもめ市場」が25日、報道関係者に部分公開された。その一部の「かもめ横丁」は、「商業施設では長崎初となる本格的な横丁」と触れ込み、地元産の海鮮や和牛、酒などが気軽に味わえる。
 かもめ市場(延べ床約4400平方メートル)は駅改札口前に位置。横丁のほか、長崎を代表する土産の販売や実演、飲食など計54店舗が出店。アミュプラザ長崎と同様、JR長崎シティが運営する。

長崎街道かもめ市場の土産売り場(画像は一部加工)

 かもめ横丁(同約900平方メートル)は改札口前から、かもめ市場に入り、細い通りの奥に8店舗が並ぶ。店舗間の仕切り壁を設けず、全体が開放的な雰囲気になっている。中央には、共有のイートインスペースがあり、各店舗の料理や酒を持ち寄ることができる。
 かもめ市場の飲食と土産実演の計16店舗が、アミュプラザ長崎の公式LINE(ライン)から事前注文できるシステムを本県で初めて導入する予定。利便性向上と新型コロナウイルス禍での接触機会の低減を図る。JR長崎シティは「長崎の料理と酒を通して、人と人がつながる場にしたい」とPRしている。


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