3年で安全な通学路に 足利市、第一大岩踏切の改良着手

小学生の通学路となっている第一大岩踏切

 【足利】改正踏切道改良促進法に基づき、交通事故や渋滞を減らすための改良を義務付ける踏切として1月に国土交通省の指定を受けたJR両毛線の第一大岩踏切(五十部(よべ)町)について、市は新年度、改良に着手する方針を固めた。通学路としても利用されていることから、安全対策が求められていた。2024年度までの3年間で、踏切と市道の計72メートルの区間で拡幅などを行う。

 同踏切は、東西に走る北側の市道三重小俣通りと、同じく南側の県道桐生岩舟線を結ぶ市道五十部町4号線と交差している。幅員が6メートルと狭く、近くの三重小児童の通学路としても対策が必要だとして改良が求められた。

JR両毛線第一大岩踏切

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