幻の「3並びの日」記念入場券 相鉄が1年遅れで販売 「令和3年3月3日」 東急直通線用車両をデザイン

令和3年3月3日記念券の台紙(相鉄グループ提供)

 相模鉄道(横浜市西区)は、「令和3年3月3日」の日付が入った記念入場券セットを3日から販売する。本来は「3並びの日」として昨年発売する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、急きょ中止に。その後、利用者からの要望を受け、“幻の記念入場券”として1年遅れで売り出すことになった。

 横浜、二俣川、海老名、湘南台など各駅名が入ったA型硬券普通入場券8枚と台紙のセットで、価格は1200円。台紙は「3」にちなんで三角形をモチーフに、相鉄・東急直通線用車両「20000系」がデザインされている。有効期限が過ぎているため、入場券としての使用はできない。

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