【1日】長崎県内453人コロナ感染 新たにクラスター4件

左から1日発表の市町別感染者数、新型コロナウイルス感染者の入院状況(28日午後7時現在)

 長崎県などは1日、県内18市町で計453人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。長崎市と西彼時津町で計4件の新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
 長崎市では、民間児童福祉施設で施設関係者10人、私立高の部活動と県立学校でそれぞれ関係者5人が感染。県立学校は1学級を1日まで閉鎖した。時津町の障害者通所施設は、利用者と職員計5人が陽性となった。
 既存クラスターは▽平戸市の青洲会病院で計41人(1人増)▽東彼東彼杵町の認定こども園で計36人(2人増)-などが拡大した。
 学校関係では1日、新たに佐世保市立学校2校2学級、雲仙市立学校1校1学級、諫早市立小1校1学級が閉鎖。別の諫早市立小1校では関係者12人が感染し、同校は2月28日~3月4日を休校とした。市教委によるとクラスターではない。また大村市立小1校1学級は2~4日閉鎖する。
 米海軍佐世保基地は2月25日以降、新たに基地関係者3人の感染を確認したと3月1日に公表。累計685人となった。
 県は2月27日時点のワクチン接種状況も発表。1回目は80.7%、2回目は79.4%、3回目は21.1%が終えた。


© 株式会社長崎新聞社