【8日】長崎県内465人コロナ感染 1人死亡 長崎、佐世保でクラスター

左から8日発表の市町別感染者数、新型コロナウイルス感染者の入院状況(7日午後7時現在)

 長崎県などは8日、県内18市町で計465人の新型コロナウイルス感染者を確認し、療養していた東彼東彼杵町の1人が死亡したと発表した。長崎市の民間児童福祉施設は未就学児と職員計14人、佐世保市の私立高校は計6人がそれぞれ感染し、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
 佐世保市によると、私立高は同じ学級の生徒5人と職員1人。1日から8日まで学級閉鎖した。このほか、佐世保市立小中4校4学級と諫早市立小3校3学級が8日から学級閉鎖に。大村市立小中2校2学級も9日から実施する。
 既にクラスターと確認されている大村市の高齢者施設は計26人(6人増)、島原市の保育園は計24人(4人増)に拡大した。
 防衛省九州防衛局は8日、米海軍佐世保基地に勤務する40代男性従業員の感染を公表。これとは別に、同基地は基地関係者1人の感染を明らかにし、累計676人となった。
 また、県は6日時点のワクチン接種状況も公表。1回目は80.4%、2回目は79.2%。3回目は8万1926人が終えた。


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