新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は2日、新たに60~90代の男女6人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2257人の感染が確認された、と発表した。重症1人、中等症8人、軽症2125人、無症状14人、109人の症状が分かっていない。
市によると、クラスター(感染者集団)が発生した保護施設に入所していた60代男性は18日に発熱し、19日に陽性が判明。入院したが、24日に死亡した。同施設では職員17人含め計108人の感染が判明している。
港南区の90代女性は11日に発熱し、12日に陽性が判明。呼吸苦で22日に入院し、25日に死亡した。
青葉区の80代女性は18日に大動脈解離で入院し、19日に陽性が判明。20日に死亡した。
栄区の90代男性は21日に発熱し、22日に陽性が判明。26日に呼吸苦で救急搬送され入院したが、3月1日に死亡した。
緑区の80代男性は2月17日に発熱し、19日に陽性が判明して入院。22日に転院したが24日に死亡した。
南区の80代男性は11日に発熱し、陽性が判明。同日入院し、27日に死亡した。
市内では、高齢者施設6施設で感染が拡大し、市はクラスターと認定した。