京急線三浦海岸駅周辺に植えられた早咲きの河津桜約千本が見頃を迎えた。今年は厳冬の影響で例年より2週間以上遅れたが、菜の花との“競演”が春の到来を告げている。
同駅から三崎口方面の線路沿いに植えられた河津桜は五~七分程度の咲き具合。それでも女性のグループやカップルなどが訪れ、ピンクと黄色の鮮やかな花々にレンズを向けていた。
手入れをしている三浦海岸まちなみ事業協議会の長島満雄副会長(88)は「ここ数日の気温上昇で一気に開花が進んだ」。20日ごろまで楽しめそうという。
同駅前で特産品の販売などをする「三浦海岸桜まつり」は、新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて中止となった。