赤倉温泉街にある、上越地域では珍しい「プレッツェルドッグ」の専門店。ブランド肉を使ったソーセージと、もっちり食感の焼きたてパンが絶妙にマッチしている。
隣にある温泉まんじゅう「萬寿堂」の代表、宮下剛士さん（４０）が営む。賃貸物件が空いたため自分でやろうと決意した。「上越にはないものを」と、さまざまな食材を研究。そこで「プレッツェルドッグ」に行き着いた。
要となるソーセージは、石川県かほく市のプレミアム能登豚「豚輝（とんき）」を使用。もちもちした食感で肉の甘みを堪能できる。それを包む生地は、香りとほのかな塩味が特徴のドイツ発祥のパン「プレッツェル」。上にザワークラウト（キャベツの塩漬け）とマスタード、ケチャップを載せ出来上がり。味はプレーンとハーブ、チョリソーの３種類。
コロナ禍でＤＩＹに取り組み、自分で店舗を改修した。夏季はカフェのようにしたいと席を増やし、ＭＹＯＫＯコーヒーやソフトクリームなども扱っている。スキー場帰りの人が立ち寄り、店を目的に来る人も増えている。
宮下さんは「コロナ禍だからこそ新しい挑戦ができた。この街が盛り上がれば。気軽に寄ってほしい」と話す。
２７日までは通常営業。２８日から休み、４月下旬の大型連休から再開予定。
・妙高市赤倉４２６―５
・正午から午後８時３０分まで
・不定休
・☎０９０・７２７２・３１８０
