2022年もPorsche TeamEBI WAIMARAMAがS耐フル参戦。718ケイマンGT4 RS CSを投入

 3月3日、イー・ビー・アイ・マーケティングは、2022年のスーパー耐久シリーズ2022 Powered by HankookにPorsche TeamEBI WAIMARAMAがフル参戦すると発表した。2022年は、新たにポルシェ718ケイマンGT4 RSクラブスポーツを投入する。

 EBIグループは、東京都内で6店舗のポルシェディーラーを運営するエクセレンス・インターナショナル、ブライト・インターナショナル、エポカル・インターナショナル、イー・ビー・アイ・マーケティングで構成されるグループ。2012年からポルシェのDNAであるモータースポーツに積極的に参戦しており、ポルシェカレラカップ・ジャパン、スーパーGT、ブランパンGTシリーズ・アジアなどで活躍してきた。

 一方ワイマラマは、ニュージーランドの自然と生きる人と手が育てた『幻のワイン』をコンセプトに作られたワインブランドで、一部のホテルやレストランで提供されているほか、EBIグループが運営するザ・モメンタム・バイ・ポルシェやリストランテイタリアーノ桜鏡、タンタローバ小石川でも楽しめる。

 このワイマラマとEBIグループが組み、2021年からPorsche TeamEBI WAIMARAMAを結成しスーパー耐久ST-Zクラスに挑戦してきた。雨のレースとなった第1戦もてぎでは見事優勝を飾るなど活躍をみせてきたが、2022年も参戦を継続。プロドライバーやメーカー、ディーラーが多数参戦し激戦が予想されるST-Zクラスに挑む。

 迎える2022年は、EBIグループのモータースポーツ参戦10年目の節目の年となるが、それにふさわしく、新たにポルシェがGT4マーケット向けにリリースした718ケイマンGT4 RSクラブスポーツを投入する。

 先代の718ケイマンGT4クラブスポーツから、カレラカップ用の911 GT3 Cupで使用される4.0リッター6気筒ボクサーエンジンに変更されたほか、シャシー変更やダンパー変更によるハンドリング改善、最新のスタビリティコントロールシステム採用、空力の改良などが行われており、ポテンシャルアップが期待できるマシンだ。

 ステアリングを握るのは、KIZUNAをAドライバーに、Bドライバーに千代勝正、Cドライバーに山野直也、Dドライバーに大草りきと、強力な4名となっている。もちろん目指すはシリーズチャンピオンだ。

 また同時に、レースメカニックも毎年各ポルシェセンター内から選ばれた精鋭が参戦。サーキットでポルシェメカニックとしての知識や技術を活かすとともに、レースメカニックとしての経験を各工場における日々の顧客サービスに還元していく。

Porsche TeamEBI WAIMARAMA 2022年スーパー耐久参戦体制

クラス:ST-Z
車両:ポルシェ718ケイマンGT4 RSクラブスポーツ
車両名:Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS
ドライバー:KIZUNA/千代勝正/山野直也/大草りき

新型ポルシェ718ケイマンGT4 RSクラブスポーツ

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