ウクライナ代表DFがゼニトと契約破棄 SNSでプーチン政権を非難

 ウクライナ代表DFヤロスラフ・ラキツキは、ロシアの母国侵攻を受けゼニト・サンクトペテルブルクとの契約を破棄した。

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 2019年1月にシャフタール・ドネツクからゼニトに加入した32歳ラキツキは、ウクライナ侵攻を受けInstagramで自国の国旗と写真を載せ「俺はウクライナ人だ!」とウラジミール・プーチン政権を非難。直近のルビン・カザン戦を欠場すると、ゼニトがラキツキの契約解除の申請を承認した。ゼニトは声明で、「ラキツキが契約解除を希望し、クラブはこれを承認した」と発表。クラブとサポーターは、彼がここで過ごした時間に感謝し、在籍中に示したプロ意識と情熱に感謝したい。ヤロスラフ、彼の友人、そして彼の家族の幸せを心から祈っている」と言及した。ラキツキはゼニトで108試合に出場して7ゴール15アシストを記録。3つのリーグタイトル、ロシアカップ、2つのスーパーカップを獲得している。

ウクライナ代表DFはゼニトと契約解除 Photo Epsilon

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