チェルシー、売却決定で補強プランに影響… 今夏の市場で多額投資が困難に

 ロマン・アブラモビッチのクラブ売却決定により、チェルシーは夏の補強計画に大きな影響を及ぼしそうだ。

アブラモビッチ政権の終焉… チェルシー売却を正式表明「クラブへの純粋な情熱のため」

 2003年に1億4000万ポンド(約230億円)で買収して以来、アブラモビッチはチェルシーに多額の投資を行ってきた。イギリスのビザが失効となった2018年以降も出資は続き、昨夏の移籍市場ではクラブ史上最高額9750万ポンド(約149億円)でロメル・ルカクを獲得している。しかしアブラモビッチ政権の終焉により、チェルシーは今後の移籍マーケットで大型補強が可能か懐疑的に。今後数ヶ月のうちに新オーナーが見つからなければ、今夏のウィンドウでの投資は難しいだろう。さらにイギリス政府によりアブラモビッチが制裁を受けた場合は、クラブ売却が困難となりチェルシーの暗黒時代が予期される。

クラブ売却決定でチェルシーの補強プランに影響 Photo Marc Atkins

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