トッテナム・ホットスパーのアントニオ・コンテ監督は、短期間でクラブを立て直せる指揮官はいないと本音を吐露した。
昨年11月にトッテナムの監督に就任したコンテは、プレミアリーグ首位マンチェスター・シティに勝利するものの、直後のバーンリー戦に敗れミッドウィークのFAカップ5回戦でも2部ミドルスブラに不覚を取った。結果とパフォーマンスの両方で不振が続く中、コンテはこの現状がトッテナムの過去20年間としすぐにチームを上向かせるのは不可能と伝えている。
「このようなアップダウンは好きではない。それは就任した初日からずっと言い続けてきたことだ。トッテナムは浮き沈みが激しいが、何かを勝ち取り強いチームになるためには、まず安定し浮き沈みを避けなければならない。トッテナムで何年も続いているこのような状況を変えるのは簡単ではない。私だけでなく、どんな監督が来ても短時間で現状を変えるのは不可能だ。この20年間、このクラブはこのような歴史を歩んできた」。