6日(日)は強い冬型の気圧配置が続く見込みで、北日本では猛ふぶきに警戒が必要となる。また、全国的に冬の寒さとなりそうだ。
冬の嵐に
6日は、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が流れ込む見込み。このため、天気分布も冬型で、北陸から北の日本海側を中心に雪が降り、強く降る所もありそうだ。いったん暖かくなった後のまとまった雪となる所もあり、なだれなどがより発生しやすくなっているおそれもあるため一層注意が必要となる。
また、風も北日本を中心に非常に強く吹き、東北の日本海側や北海道日本海側北部、オホーツク海北部や太平洋側東部では猛ふぶきの所もある見込み。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒が必要。また、北陸を中心に、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要だ。
晴れる所も空気は冷たい
関東から西の地域では広い範囲で晴れるものの、北風が吹いて、日ざしのもとでも空気はヒンヤリと感じられそうだ。風を通しにくいような暖かい服装を心がけたい。
また、気温差が大きくなっているのに加えて空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いとともに体調の管理にも十分な注意が必要となる。
(気象予報士・佐々木聡美)