子どものワクチン接種 予約状況は? 大分

 県内の各自治体では新型コロナの子ども用ワクチンの接種が進んでいます。7日は日田市、杵築市、日出町で始まりました。予約の状況はどうなっているのでしょうか?

 街の人「する予定ではあるんですけど予約は抑えてない」
 街の人「保育園で周りのお友達とか打ってたら打った方がいいのかなとは思うんですけど」

 5日から大分市で始まった子ども用ワクチンの先行接種。3カ所の医療機関でそれぞれ最大10人の予約を受け付けていましたが、初日はどこもいっぱいとなりました。さらに大分市の今後の予約状況は…。

 麻生祐司記者リポート「大分市のある医療機関の予約状況なんですが、今週は予約が一杯です。来週以降は空きがあるようです」

 大分市保健所によりますと、今週末までの予約はほぼ埋まっていて、来週からは少しの空きが見られる状況です。3月末までの予約率は52%となっています。7日に発表された県内の新規感染者では、10代以下は全体の約4割を占めています。子どもへの感染防止が早急な課題ということもあってか、7日から接種が始まった杵築市、日出町の病院でも予約で埋まっている病院がほとんど。そんな中、日田市では…。

 日田市健康保険課・宇野富士男課長「たくさん予約が入ってたりする医療機関もあれば入ってない医療機関もある」

 なぜ予約が入っていないところがあるのでしょうか?

 日田市健康保険課・宇野課長「基礎疾患があってかかりつけ医の方のみという医療機関もあるので、間口を狭めている」

 日田市では基礎疾患などがある子どもの接種に特化した医療機関も設けていて、接種での体調の急変に対応できるよう体制を整えています。

 日田市健康保険課・宇野課長「(11歳以下で)基礎疾患がある方であれば、日田市の方に申し出があれば優先的に受けることが出来るので、その場合は電話をしてほしい」

 日田市では今週から、あわせて11カ所の医療機関で子ども用ワクチンの接種が始まります。大分市では12日から子ども用ワクチンの集団接種も始まる予定です。

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