男子生徒を拳で殴打、陸自高等工科学校の教官を停職「反抗的で腹が立った」

陸上自衛隊 武山駐屯地

 男子生徒を殴ったなどとして、陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)は7日、40代の自衛隊教官1級の男性職員を停職20日の懲戒処分にした。

 同校によると、職員は2020年10月29日午前、授業中に指示棒で10代の男子生徒の左肩付近を突いたり、拳で右肩付近を殴打したりしたという。生徒が上官に報告し、発覚した。生徒にけがはなかった。

 同校の調査に対し、職員は「生徒が授業と関係のない小説を読んでいた。指導したが、反抗的だったので腹が立った」と話し、反省しているという。

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