【新型コロナ】小児接種、横浜でスタート 対象は21万人

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女児(横浜市提供)

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、横浜市で7日、5歳~11歳対象とした小児接種が市内の小児科などの医療機関で始まった。

 市によると、対象となるのは21万人。ワクチン供給量に応じて段階的に実施しており、7日~18日は基礎疾患がある小児の優先接種期間を設けている。年齢順の予約申し込みは「10~11歳」が19日以降、「7~9歳」が26日以降、「5~6歳」が4月1日以降、となっており、小児用のファイザー製ワクチンのみを使用する。

 3月7日現在で接種できるのは小児科など約306カ所で、医療機関の名簿は市ウェブサイトに掲載している。サイトや医療機関で予約を受け付ける。

 また市は、小児接種には保護者の同意と立ち会いが必要で、希望者にはメリット・デメリットを理解、納得した上で接種してもらう必要があるとしている。

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