国際女性デー 街頭で啓発活動 生活向上目指し訴え ソロプチミスト上越

 奉仕団体の国際ソロプチミスト上越(久保田祥子会長)は「国際女性デー」の8日、上越市本町4のイレブンプラザ上越でソロプチミスト・キャンペーンを行った。会員11人が参加し、女性と女児の生活向上を目指して啓発活動を行った。

「国際女性デー」に合わせ、横断幕を掲げて街頭啓発を実施

 国際ソロプチミストは1921年に創設された女性のボランティア組織。現在、世界118の国と地域に約3000のクラブがあり、約7万人の会員がそれぞれの地域社会で「女性と女児の生活向上」を目指して奉仕活動を行っている。

 キャンペーンは、女性の権利や地位向上を目指して国連が制定した3月8日の同記念日に合わせ、各地で展開。上越では買い物客にチラシを配るなどして、同団体の活動の理解促進と同記念日のアピールを行った。

 同会が街頭で広報活動を行うのは2020年以来3年ぶり。同会広報の植木陽子さん(71)は「貧困に苦しみ、教育を受けられない女性が世界中にいる。微力ながらも、女性たちの生活向上のために活動を展開していることを知ってもらいたい」と願った。

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