20年宮崎県林業産出額255億円 木材全国2位維持

 農林水産省は8日、2020年の林業産出額を発表した。新型コロナウイルス禍による木材価格の低迷が響き、宮崎県は前年比11.4%減の255億円に落ち込んだものの、全体の8割近くを占める木材生産は北海道に次ぐ全国2位をキープ。シイタケ生産は3位だった。県内の業界関係者によると、「ウッドショック」により国産材価格が高騰した21年は、一転して産出額が大幅増加する見込み。

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