有効求人倍率 3カ月連続上昇 大分

今年1月の有効求人倍率は3カ月連続で上昇し、新規の求人にも改善の動きが続いています。

大分労働局によりますと1月の県内の有効求人倍率は1.29倍で、前の月を0.07ポイント上回りました。3カ月連続の上昇です。新規求人数は1万101人で前の年の同じ月と比べて24.3%増えました。新型コロナが流行する前の2020年1月は8742人で、当時の水準まで戻しています。業種別にみると、情報通信業が100%を超える大幅な増加で宿泊業、飲食サービス業も80%ほど増えています。また、求職の申込件数は5038人で、前の年の同じ月と比べ8.6%増えました。大分労働局は「有効求人倍率は高水準で新規の求人に改善の動きが続いている」とみていますが、新型コロナが与える影響に引き続き注視が必要としています。

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