連合新潟の牧野茂夫会長が新潟県知事選について「(花角英世知事に)決めた以上はブレない」

花角知事への要望書提出後、囲み取材を受ける連合新潟の牧野茂夫会長

連合新潟の牧野茂夫会長は9日、5月に控える新潟県知事選に関して「(花角英世知事に)決めた以上はブレないで、しっかりとした対応をしていく」と話した。知事選を巡っては、現職の花角知事のほかに、原発再稼働反対などを訴える市民団体会長の片桐奈保美氏が、出馬する意向を固めたと一部報道で明らかにしている。

牧野会長は、花角知事への春闘における要望書提出後の囲み取材でコメント。花角知事との会合のなかでは、知事選における話題に上がらなかったというが、牧野会長は「ほかの方(片桐氏)が出るという報道があったが、連合新潟としては、決めた以上はブレないで、しっかりとした対応をしていく。今回提出した要望も連合新潟が目指す政策になるので、そういった部分を知事選に対する政策として入れてもらえるよう、後援会などを通じてやっていければ」という。

また「例えば立憲民主県連では擁立を見送ったが、エネルギー政策に特化した対応というのは、これまでにも連合としては難しいと伝えている。しかし、県連が今後どのように動くかは、参院選に大きく影響してくると私自身は考えている」(牧野会長)と話した。

連合新潟では今後4月に立憲民主党、国民民主党との定期協議を予定するが、その中でも意見交換が行われる可能性があるという。

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