ヤマボウシで明るく しんきん通り 街路樹植え替え

高鍋町と高鍋信用金庫関係者が参加したしんきん通りの記念植樹

 高鍋町は町道「しんきん通り」の街路樹を植え替える。これを記念する植樹が9日、同通りであり、町に費用を寄付した高鍋信用金庫(板垣衛理事長)や町関係者が参加した。
 しんきん通りは700メートル。1975(昭和50)年に開通した。約150本のイチョウが植えられたが、「景観が良くない」などの声があったとして、町は2023年度までの3年間でヤマボウシ約70本に替える予定。
 同金庫は創業100周年記念事業の一環として、通りの景観形成に役立ててほしいと、町に500万円を寄付していた。
 記念植樹では、黒木敏之町長と板垣理事長が植えられた木の根元に土をかけた。板垣理事長は「少しでも明るく、活気ある通りになってくれれば」と話した。
 町によると、21年度の事業費は約700万円。今月末までに23本を植える。

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