新潟県佐渡市で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を終えていた70歳代女性に対し4回目の接種を行う事案が発生

新潟県佐渡市は12日、市内の集団接種会場において新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を終えていた70歳代女性に対し、4回目の接種を行う事案が11日に発生したと発表した。この女性は2月28日に市内の医療機関で3回目を個別接種していた。

12日、近所の人が本人宅を訪れたところ、接種済証が2枚あることに気づき市役所に連絡があった。

市の職員が本人の状態を確認し、念のため病院を受診した。また現在は帰宅していて、今後、当分の間、市の保健師による健康観察を継続していくという。

なお今回の事案は、女性が集団接種の会場には書類を持たず来場(予約はしていた)したため、接種券を再発行したが、その際にVRS※での接種履歴の確認をしなかったため発生した。

(※)VRSは国が構築したもので、医療機関や市町村の集団接種会場において接種した情報を登録することで接種履歴を確認できるシステム

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